お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>身に覚えのない請求がカード会社から来たら

毎月カード会社から送られて来る利用明細。
これに全く身に覚えのない高額の請求が、ある日突然きたら誰でも
驚く。
持ってはいるが、しばらくカードを利用した記憶もない、などという

場合なら、なおさら愕然とするに違いない。
慌てて財布のカードを調べてみたら、やはり見当たらない。
いつの間にか紛失していたのだ。
どこかで知らないうちに盗まれたのかもしれない。こんな時その支払い

を拒否する事はできるのだろか？
アメリカなどのカード先進国なら、紛失や盗難の場合でも、カード
システムによって利益を得ているカード会社が、原則負担すべき、と
いうふうに立法上明文化されている。

一方日本では「紛失や盗難により、カードが不正に使用された場合の
損害は会員の負担とする」と定められていることがまだ多い。
いずれにせよ利用者の心得として、カードの紛失や盗難の際には、
真っ先に所轄の警察に盗難、紛失届けを出す事だ。
そしてカード会社にも同様の届けを出す。会社によっては提出した日
から６０日前まで遡って、それ以降に発生した損害には、支払を免除
することになっていたり、盗難保険に加入している場合なら保険会社
に負担してもらえるようになっていたりする。
自分カードがどのようなタイプのものかを、しっかり把握しておくべき
であろう。