お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>クーリングオフの盲点。通販で買ったものは契約解除できない？

百貨店などの店舗販売が苦戦する一方で、テレビショッピングや
ネット通販が根強い人気だ。
そして隆盛の大きな要因として、購入したものが実際にイメージ

と違った場合に、一定期間までなら返品自由というスタイルが定着
したことも上げられるだろう。
しかも今や常識的に「商品到着７日以内ならば契約を解除できる」
などと入っている。それに慣れているから、消費者はこのクーリング

オフ制度を、当たり前のことと考えている人が多い。
しかし実は通信販売で買った商品は、このクーリングオフ制度が適用
されないことになっているのだ。
本来クーリングオフ制度というのは、セールスマンなどに巧みに誘導

され、その気になって買ってしまった、という消費者保護の観点で
作られたもの。
しかし現在は通販業者サイドが、より消費者獲得とサービスに努めて、
わざわざ但し書きをつけている状態といえる。
逆を言えば、但し書きが無いと、その時点で返品が効かないという
ことになる。
しかし、平成１３年４月１日以降、こうしたケースでも「消費者契約法」
により、消費者が守られるようになっている。
ネットショッピングやテレビ通販が当たり前の時代には、そうした消費者
の安全安心を保護する必要がますます大事になっている。