お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>他人に保険証を貸すほど怖いものは・・

格差社会の現実とともに、フリーターなどの不定期就労者の増加で
健康保険証すらまともに持たない人たちがいる。
そんな社会だからなおさらお金を借りる時には身分証明として免許証

や本人と分かる何らかの証明を求められるわけだが、ここでサラ金は
顔写真のない保険証でも貸してくれるのがポイント。
つまり他人が保険証の本人になりすまして、サラ金からお金を借りて
そのままどこかにトンズラしても、どうにもならないということ。

当然保険証のコピーを元に、業者は本人の所へ取り立てに行くわけだが、
当の本人は全く知らないということになる。
だいたいは友人に頼まれて保険証を貸した、とか心当たりがあるもの
だが、まさかそれを悪用するとは思っていない。

サラ金業者にしてみれば、取り返せるならどこでも、ということで、
ということで、コピーをたてに、それが借金した証拠だ、ごり押し
をしてくるに違いない。
しかし当然ながら、本人は一切預かり知らないことなのだから、支払い
義務はない。
支払い義務といのは、金銭消費賃借契約をした当事者にしかないので
友人が勝手にその保険証を悪用して借りたとなれば契約者はその友人だ。
もししつこく取り立てに来るようななら、「契約したのは本人ではない」
という理由を書いた内容証明を送りつける。さらに来るようなら「債務
不在在確認訴訟」を起こして対抗すべき。
いずれにしても保険証は無闇に貸すものではない。