お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます!>知らないと怖い訂正印と捨て印の盲点

サラ金でも不動産でも、何かと契約書を交わす機会は結構あるもの。
しかし特に金銭契約で気をつけなければいけないのが、よく欄外に
捨て印を押させられること。

基本的にはよほど信頼関係がある者以外は、こうしたことに注意
したい。悪質な相手なら、その捨て印の場所に追加条項を書き加
えたり、金額や支払い期日の変更を加えたり、ということもしかね
ないのだ。

公正証書作成で、訂正箇所があった時のために、などと言われると
うっかり押してしまいそうだが、作成の段取りが分かっていれば、
初めにわざわざ訂正印を押す必要もない。
訂正印が必要なら、その訂正箇所を自分でしっかり確認して、そこに

押すべき。要するに印鑑を押す以上、そこには本人の意志と了解がある
という事を、肝に銘じておくべきだ。
また、金銭貸借などで、仮契約の際に、「これは仮契約だから、いつでも
白紙に戻せます」と言われて、気楽に判を押してしまうのも考えものだ。
「仮契約」だろうが「念書」だろうが、契約の体裁を持っていれば、実質
の契約書と同様の効力を持つ。
当然、こうしたものには、無闇に印鑑を押さない事。
たとえチラシの裏でも、金銭貸借契約と書き、印鑑を押した箇所に
勝手な金額を書き込まれれば、効力を持ちかねないのだ。
ワケの分からない理由での、捨て印や試し印がいかに怖いかは、よく
肝に銘じておくに越したことはない。

お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます!

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