お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>リスクが多すぎる少子高齢化社会の住宅ローン

大災害などでせっかく買った新築戸建てが、一瞬にして消えて無くなる
現実は、非情なものだ。
さらにこれからゆるやかな人口減が続いていく日本社会で、３５年と

いった住宅ローンを払い、新たに住宅を購入することは、はっきり
言ってあまりにもリスクが多すぎる。
これからの賢い資産形成を考えるなら、若い時は住宅ローンという
「負債」を持つのではなく、それよりは月々の支払いが安い賃貸に

住み、少しでも貯蓄に回すべきと言える。
仮に４０００万円で新築物件を購入し、そのうち３０００万円は
住宅ローンで賄おうとする。
固定金利３％で３５年の返済としたとき、毎月の返済額が１１万
５千４５５円。３５年間の総返済額がなんと４千８４９万円。

最初の頭金１０００万円と合わせると、４千万の物件に５８４９万円
を支払ったことになるのである。
しかもその間、固定資産税などもかかる。
バブル期ならいざ知らず、人口が減って極端な経済成長が望めない
これからの時代に、はっきり言ってローンが完済する頃の同物件
の価値は買った値段の３〜４割がいいところだ。
しかもそこにつぎ込んだ金額を考えると、いかにバカらしいかが
分かるだろう。
もちろん完済した後は、ローンも家賃もかからないのだから、住宅費
はゼロになる。しかしそれなら定年頃になれば、貯蓄や退職金などが
できるから、現金で購入した方が快適は老後を送れるに違いない。
基本的に現金で購入する以外は、住宅購入はやめるべきだろう。