お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>バクチ的な危険性がある商品先物取引

背景で何やらにぎやかそうな声がする場所から、いきなり自宅に商品
先物取引の営業マンから電話をもらったことはあるだろうか？
例えば殺気だった声で、今小豆がすごい値上がりしていて、すぐに

買えば半月後には３倍ぐらいになるはずです、などと言ってくる。
しかしこれ、お金を持っている年寄りなどを甘い言葉でのせ、危険な
落とし穴にはめるための、常套手段的な手口である。
先物取引というのは、大豆や小豆、砂糖やコーヒー豆といった農産物

はもちろん、貴金属や石油などの資源まで、様々商品を１ヶ月、２ヶ月、
あるいは半年といった期間を定めて、先に売り買いしてしまおう、という物
つまり、安い時に買って、１ヶ月あるいは２ヶ月後に高くなっている時

に売れば、当然３倍にも６倍にもなる可能性があるということ。
しかし実際には、こうした取引をどこまできっちりやっているか分
からないようなブラック市場もあるし、たとえ公的な国内市場、国際
市場でも競馬やパチンコなどに比べ物にならないくらい、バクチ的
な危険性がある。
こちらが損しないと相手も得をしないし、万が一奇跡的に得をした
としても、高い手数料を取られる。
しかも、儲かったとろでやめようとすると、相手は損するわけだから
そうはさせてくれない。
この上昇は上がり始めだから、さらに５０万プラスすれば、３日後には
必ず３００万に増える、などと客の欲を刺激してくるのだ。