お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>不動産の買い替えではこんなトラブルが・・

独身の頃に、結婚も考えて２ＬＤＫのマンションを購入した。
とこらが、結婚して数年もすると子供ができ、さすがに手狭に
なったため、そのマンションを売って新たな広い物件の購入資金

に当てたいと考えるのは当然なこと。
そこで不動産などの仲介業者に、新規物件の紹介とともに、現在の
住まいの売り出しもお願いする。
業者はこうした売買案件を一手に引き受けるのが一番おいしい。

仮にお客にとってまたとない好物件が見つかったとき、これは売り主
が売り急いでいるから、早く契約しないと売れてしまう、などと誘う。
お客も見つかって喜んでいるから、実際の支払い期限までには売れる
だろう、購入契約を結んでしまったりする。

ところが実際には、現在の住まいがなかなか売れずに、支払い期限が来
てしまった場合、悪質な業者だと客の足元を見て商売をしてくるのだ。
なかなか売れない場合ウチで買い取りますが、業者購入の場合これくらい
と当初見込んでいた予想価格よりもはるかに低い額を提示してくる。
こうしたトラブルや失敗を防ぐためにも、せめて購入契約する際に、
業者の間で、売り物件の最低買取価格や期限、代金の支払いといった
事を明記した文章を取り交わしておくべき。
業者は本来、売却が不可能だった場合の危険性を十分説明する必要が
ある為、そこを逆手に取って損害賠償で訴えることもできる。