お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>お金を貯める人が、必ずしも収入が多いわけではない！

戦後日本の憲法では、我々国民に自由と平等というものが保証されて
いることになっている。
しかし現在、気がついてみれば世の中そんな感覚からずい分離れて
しまったのが実態なのではないだろうか？

ちょっと前の数字になるが、独立行政法人の労働政策研究・研修機構
が発表している、０５年での生涯年収（新卒から６０歳定年まで）を、
中卒から大卒それぞれ平均金額として出している。
ざっくり言うと、同一企業で働いた場合、中卒で２億円強、大卒で３億円

弱といったところだ。
しかし、これ、０８年のリーマンショック以前の数字である。
現在の不景気や、非正規雇用増加の実情から考えると、格差の実態は
さらにひどいことになっている。
こうなってくると、人生生まれたときから不平等なのだから、万人に

平等な２４時間という時間を、いかに自分にとって有効に使うかが勝負
の分かれ目となってくる。
心理学者のラズローが唱えた「欲望の５段階説」というのがある。
それによると人間は下層の欲求が満たされないと上層の欲求も満たされ
ないというものだが下から順番に「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的
帰属の欲求」「出世の欲求」「自己実現の欲求」となる。
しかしフリーターなどで、せいぜい「社会的帰属の欲求」辺りをウロウロ
していると、一生涯の幸福な生活が望めないことになってしまう。
ここはひとつ、万人に平等な時間を使って自分の得意な事を生かして副業
をやるなど、「自己実現の欲求」に向かって打って出た方が良い。