お金の雑学ー「儲けの秘訣」と「お金の罠」を大公開しちゃいます！>個人事業主より税金面でメリットがある法人事業主

サラリーマンが副業を考えたり、独立を考えるとき、事業の内容
だけに心を奪われ、ついおろそかにしがちなのが、税金の問題。
長年の勤め人の習慣で、個人と法人では税金がいかに違うかという

ことにまで、なかなかに頭が回らないのだ。
しかし、商売というのはどうやって収益を生み出すかというのは
大きな目的。
商品を一つ売って得る利益以上に、ちょっとした節税対策で、その
何倍もの利益を生み出す事も可能なのだ。

つまり節税対策一つ知っているかいないかで、経営者としての手腕
も大きく問われることになる。
例えばサラリーマンとして副業を持つ人も、確定申告の時期には
しっかり申告すべき。
雇われ型の副業なら。事業主からきっちりと源泉徴収が引かれるが、

独立型の副業なら確定申告する必要がある。
そしてこの確定申告は、個人でするよりも株式会社を設立して、
法人で行ったほうが圧倒的に有利となる。
ただこれもサラリーマンの場合、勤める企業の就業規約などに、
たいてい役員兼業禁止規定というものがある。
できれば名義は奥さんなど信頼のできる人が無難だ。
では法人にするとどれくらい得か。
仮に個人事業で年間５００万円の利益があったとする。
法人だと５００万円の利益を法人所得０円にできる。役員報酬や
従業員の給料という形でこの５００万円を分散するのだ。
これによって法人所得０円にかかる税金は、法人税、法人事業税
が無くなり、法人住民税の７万円だけになる。所得が多くなれば
なるほど法人はますます有利なのだ。